BASARA

あらすじ

文明が滅んだあとの日本が舞台で、王族が日本を支配しています。

(王族には赤の王、黒の王、青の王など色の名前がついている。)

主人公は国を救うと予言されている「運命の子供」タタラの双子の妹の更紗。

謀反の疑いから更紗のいる白虎の村が赤の王に襲撃され、兄であるタタラ、父親が殺され、村も滅ぼされてしまいます。

殺されたタタラに代わって更紗が「運命の子供 タタラ」のふりをして赤の王に復讐するために立ち上がり、赤の王を倒すため、そして日本国の王を倒すため、白虎の刀を持つ更紗が、朱雀、青龍、玄武の刀を持つ者を探すため全国を回り、仲間を集めていきます。

赤の王に復讐に行く道中の温泉で更紗と朱里が出会い、お互いの正体を知らずに惹かれという展開で、恋愛と革命が同時進行していきます。

この物語は二人が正体を知ってしまったらどうなるのか、正体を知った後はどう進んでいくのか、どんな結末を迎えるのか・・・と先が読めない展開が続いていきます。

涙を流しながらもさまざまな困難に立ち向かっていく更紗や、残虐な一面をもつ「赤の王の朱里」が、王家の人間ではなく、「朱里」として変化し、人として成長していく姿に感動します。

主要なキャラも結構死んでしまうので喪失感も半端ないですが・・・

BASARAは電子書籍で無料で5巻まで読めるキャンペーンをよくやってますが、個人的には16巻の「更紗に会いたい人」に再会したあとの展開が好きなので、5巻で読むのをやめずに最後まで読んで欲しい作品です。

何人かの友人は絵が苦手と言って読んでもらえませんでしたが、絵は慣れますし、寧ろ最後の方は絵が綺麗だと思うようになるはずです。

田村由美先生が描く漫画の男性キャラはカッコいい人が多いのですが、私はその中でも1番朱里がカッコいいと思います。

言動の一つ一つがカッコよくて、「漢」という漢字がぴったりな人です。

揚羽や浅葱、聖、那智もカッコいいのですが、朱里が圧倒的にカッコいいので私の周りも朱里のファンが多いです。

BASARAは読み応えがあり、感動する場面が多く、恋愛ものとしても楽しめる漫画です。

号泣したい、読み応えが欲しい漫画を求めてるひとにおすすめな漫画です。

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